宅配弁当は本当に高い?共働き家庭の“時間単価”で見るコスパ計算

宅配弁当や冷凍ごはんサービスを見ていると、「便利そうだけど、やっぱり高いかな…」と感じることはありませんか。
1食あたりの値段だけを見ると、スーパーのお惣菜や自炊より高く見えることも多いです。

でも、フルタイムで働きながら家事と育児をこなしていると、「お金」だけでなく「時間」も大事な資源です。
この記事では、共働き家庭の視点で「時間単価」という考え方を使いながら、宅配弁当のコスパをシンプルに計算してみます。


「高いか安いか」を決める前に考えたいこと

1食いくらかより「どれだけ時間を買えるか」

自炊のほうが1食の材料費は安くても、その分、買い物・調理・片づけにまとまった時間がかかります。
一方で宅配弁当は、材料費+調理代+配送料が含まれている代わりに、「準備〜後片づけまでの時間」を丸ごと短縮できます。

子どもがいると「夕方〜夜の30分」はとても貴重

保育園や学童から帰ってきてから寝るまでの間は、子どもの機嫌も変わりやすく、家の中も一番バタバタしがちです。​​
この時間帯の30分を「ごはん作り」に全振りするのか、「子どもの話をゆっくり聞く」「自分が少し休む」ために空けるのかで、1日の満足度も変わってきます。


共働き家庭の「時間単価」をざっくり計算してみる

ここでは、あくまで考え方の目安として、「自分の1時間あたりの価値=時間単価」をざっくり出してみます。

時間単価のイメージ

例えば、手取り月収が25万円、1ヶ月あたりの労働時間をおよそ160時間とすると、

  • 時間単価の目安:25万円 ÷ 160時間 ≒ 1時間あたり約1,500円

厳密な計算ではありませんが、「自分の1時間はだいたい1,500円分の価値がある」とざっくりイメージしておきます。

平日の夕食づくりにどれくらい時間を使っているか

平日の夜ごはんをイチから作るとき、次のような時間がかかっていませんか。

  • 献立を考える:10分
  • 食材を切る・焼く・煮る:20〜30分
  • 片づけ・洗い物:10〜15分

合計すると、1食あたり40〜50分くらいかかることもあります。

もし宅配弁当を使って、このうち30分を短縮できるなら、

  • 時間30分 = 0.5時間 × 1,500円 ≒ 750円ぶんの時間を買った

という考え方もできます。


宅配弁当の「追加コスト」はいくらなのか

材料費+光熱費と比べたとき

自炊で1人前を用意するとき、材料費と光熱費を足すと、ざっくり1食300〜500円くらいになることが多いです(メニューにもよります)。
一方、宅配弁当は1食500〜800円前後のサービスが多く、「差額は1食あたり200〜300円」くらいにおさまることもあります。

ここで、

  • 差額:1食あたり+300円
  • 時間の短縮:1食あたり30分

とすると、「300円で30分の自由時間を買っている」と見ることもできます。

自分にとって「30分300円」は高いか安いか

  • その30分で、子どもとゆっくり遊べる
  • 自分の休息時間が増えて、翌日の仕事に余裕が持てる
  • 夫婦の会話の時間ができる

こうした効果まで含めて、「30分300円」をどう感じるかが、宅配弁当の本当のコスパです。
数字だけではなく、「その時間を何に使えるか」とセットで考えるのがポイントです。


「全部宅配」ではなく、使う日を決めるとバランスが取りやすい

週5日すべて宅配ではなく「いちばんしんどい日」だけでもOK

毎日宅配弁当にする必要はありません。
「残業で帰りが遅くなる曜日」や「子どもの習いごとがある日」など、特にバタバタする日だけ宅配に頼るだけでも、気持ちと体力の余裕がかなり変わってきます。

1ヶ月単位でざっくり計算してみる

例えば、

  • 週2回だけ宅配弁当を利用(1食700円、家族2人分)
  • 残りは自炊と冷凍ストックでやりくり

と決めた場合、1ヶ月(およそ4週間)で宅配弁当を使う回数は16回です。

  • 宅配にかかる費用:700円 × 2人 × 8日 ≒ 11,200円
  • 自炊との差額を1食あたり300円とすると、追加コストは約4,800円

この4,800円で、

  • 夕方〜夜の30分×16回 = 約8時間分の時間
  • その分の体力と気持ちのゆとり

を買っている、と考えることもできます。


「時間単価」で見たときに宅配弁当が向いている家庭

フルタイム共働きで、夕方のワンオペ時間がつらい家庭

片方が残業で遅くなり、もう一方がワンオペで子どものお迎え〜お風呂〜寝かしつけまで担当している家庭では、「夕方の30分」がとても重く感じられます。
この時間帯だけでも宅配弁当に頼ると、精神的な余裕が生まれやすくなります。

子どもの寝かしつけが長引きがちな家庭

「ごはんを作ってから寝かしつけ」だと夜がどんどん遅くなり、親も子も疲れ切ってしまうことがあります。
先に宅配弁当でサッと食べられる状態になっていれば、その後の寝かしつけにも余裕を持ちやすくなります。


さいごに:お金の計算だけで「高い」と決めつけない

宅配弁当を「1食いくら」でだけ見ると、自炊より高く感じるのは自然なことです。
でも、共働きで毎日フル回転している家庭にとっては、「時間」と「体力」も大事な資源です。

自分と家族の時間単価をざっくりイメージしながら、

  • いちばんしんどい曜日だけ使ってみる
  • 1ヶ月あたりいくらまでなら家計的に許容できるか決める

といった形で、無理のない範囲で試してみるのがおすすめです。

『帰宅10分ごはんラボ』では、実際に使ってみて「これは時間単価的にもアリ」と感じた冷凍宅配弁当や宅配サービスを、ママ目線でレビューしていきます。
どのサービスから試そうか迷っている方は、あわせて冷凍宅配弁当のおすすめ記事や、各サービスのレビューもチェックしてみてください。


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